レシオPです。どーも
映画を見る時やYouTubeを見ている時などギターを抱えているんですが、BGMに合わせてピロピロ弾いちゃうのがクセというか日常なんです。ペットが居たら膝の上で撫でる感じとでも言いましょうか。最近は曲作りをしていないけどギターは生活の一部というわけですな。
ふとアンプから音を鳴らしたいなーって思った時、僕の環境だとオーディオインターフェースやモニタースピーカー、アンプにアッテネーターなど色々な機材に電源を入れないといけない。それが面倒なので自宅練習用のコンボアンプを買おうかなってところから始まります。
んで先日マッハで楽器屋さんに足を運び試奏しました。すぐ買いました!
入手したのは「FENDER Blues Junior IV」です。自宅用として人気のあるアンプは触れてみたら本当に色々と丁度良かった。
自宅練習用の名目だと10万円前後のアンプは贅沢かも知れませんが、いつもは便利に感じる機能(センドリターンとかチャンネル切替など)が無いこと、それが逆にシンプルに扱える気がして早速お気に入り。
出力は15Wだけどフルテンだと爆音です。マスターがあるので絞れるのがグッド。サイズは大体ですが高さ40cm、横幅45cm、奥行24cmと15Wのアンプにしては大きめ。重量は14kg。
真空管はプリ管に12AX7が3本、パワー管にEL84が2本。固定バイアスなので不具合が出たら交換も簡単そう。
あとFATブーストのスイッチがあって、それ用のフットスイッチが付属されていた。またリバーブが搭載されているけど、背面にスプリングユニットが装着されているのでなかなか拘りのスプリングリバーブが味わえます。そんなとこか。
こちらはアンプ上部のコントロールパネル。EQとスプリングリバーブは割愛しまして、肝となるのがボリュームとマスターですね。このボリュームは実際触るとゲインなんだよね。なので、ボリュームをフルにしてマスターで調整すれば、心地よいドライブ感を得たまま音量を下げられる。
とにかく基本的なノブしかないので理想の音作りに最短距離で辿り着ける感じ。
続いてリアパネル。
後ろから覗き込まないとほぼ見えない部分なんですが、このアンプをレコーディングでも使用したいのでUniversal Audio OXを介してオーディオインターフェースに信号を送ります。そのためアンプの出力(SPEAKERってとこ)から元々のプラグを抜いて、別のスピーカーケーブルでOXと繋ぎます。
下に画像を用意してみたが赤い線の部分ですな。
次にOXからアンプのスピーカー部分に配線(黄色い線)したかったのだが、スピーカー部分の端子が見たことないヤツだった...。
今まで使用してきたのがヘッドアンプばかりでスピーカーが無かった。だけど今回購入したのはコンボアンプだ。上記画像の黄色い線の箇所ですが、先ほど外したスピーカーが放置されちゃうのでOXのスピーカーアウトからアンプのスピーカーと接続する、、、したい、、、が、なんだこの端子は!!!
OX側は通常のフォン端子で問題なさそうだが、スピーカー側の端子は「ファストン端子」と言うみたい。あまり馴染みがなかったけど普段触らない部分の端子なのでこれがいいのだろう。自分で制作してしまうのもアリだったが「ファストン端子 スピーカーケーブル」とかで調べたらすぐ出てきたので購入してみた。
そしてこのケーブルでOXのスピーカーアウトとアンプのスピーカーを繋ぐ。
長くなってしまったが、簡単に書くと真空管コンボアンプを宅録で使えるようにして、アンプのスピーカーからも音が出るようにした。更にOXを使用しているのでボリュームとマスターがフルテンでも音量の調節が可能。最高って感じ。
Blues Juniorの事を色々書きたかったのに結局素晴らしいのはOXって感じになっちゃった気がする...。
最後にBlues Juniorをもっと触れておこう。
よくBlues Juniorの不満点としてセンドリターンがない。そんなレビューを見かけます。たしかに無いのは残念だなって気がして上位機種の「Fender Hot Rod Deluxe IV」とか試奏しちゃったんですけど、ライブで使うわけでもないのでここまで大きいアンプはいらんなーって思った。普通に重いですしね。
センドリターン端子の流れで余談ですが、手持ちにDECIMATOR IIというノイズリダクションがあって、それを使うとギターの信号と更にプリアンプのノイズも感知して除去出来るペダルがあるんですね。使いたいなって思ってたけどヤメましたね。宅録メインなら多少のノイズは録音後にどうにでもなるしね。
ISP TECHNOLOGIES / DECIMATOR II G STRING PEDAL
https://bit.ly/3EozugO
あと「このアンプ楽しい!」って思った点は歪みペダルのチョイスですね。
Blues Juniorって名前だけあって基本的にクリーンも歪むんですけど、そこに足すオーバードライブでキャラが変わるのでめちゃくちゃ楽しい。ペダルのキャラがストレートに楽しめる感じがします。セッティングがシンプルなので頭スッキリな演奏が出来る...気がする。
とにかく使い込んでみたいと思います。良いアンプだ。