こんにちは。レシオPです。
とあるご報告でブログを書こうと思ってからずいぶん時間が経ってしまいましたが、余韻に浸りつつ書き残しておきたい事もあるのでブログを書きます
早速だけど、先日のバレンタインデーで義理チョコを頂いたんですよね。何歳になっても誰から貰っても気持ちは高揚しちゃうもので、その日はとても上機嫌だったんですよ(単純)...でもね、それだけでも嬉しいのにその日の夜に更なる嬉しいご報告を目の当たりにしました。
人気のスマホアプリ、Phigros(フィグロス)という音楽ゲームにレシオPの楽曲「インマイマインド」が収録されました!パチパチパチパチ これは快挙と言っても良いでしょう!!
知らない方のためにPhigrosを簡単にご紹介。
Phigros(フィグロス)とは中国の動画サイト「bilibili動画」発のプロジェクト「Pigeon Games」によって開発された音楽のゲームです。いわゆる音ゲーな訳ですが、Phigros Wikiによると3000万ダウンロードを突破しているとか...?
中国の動画サイトbilibiliにあるPhigros公式アカウントでは160万人もの登録者がいて、先日配信された6周年記念生配信の冒頭で「インマイマインド」が紹介されてました。本当に光栄な話ですよ。
また、このゲームの凄いところは「ダウンロード無料、課金要素無し、広告無しの完全無料ゲーム」らしいです。実際に僕もプレイしてみたのですが、本当にこれが無料でいいのか?ってレベルのクォリティーでした。新感覚の音ゲーなのでぜひ遊んでみてください!
中国ビリビリ Phigros公式アカウント
Phigros : Android / iOS
良い機会なのでレシオPの音源も無料ダウンロードで配布します。期間限定(2025年3月14日まで)となりますので下記に記載されているパスワードを取得してダウンロードページへ行ってみてください。Phigrosに負けてられん!
レシオPのポストにパスワードがあるよ
「インマイマインド」はもう6年前の作品なので今更触れるのもどうかと思うけど、これからの構想なども含めて色々書いておこうかなと思いました。
レシオPは過去にボカロのアルバムを2枚リリースしていまして、そのアルバムの収録曲を題材に小説を書くという構想が昨年くらいから始まりました。実際どんな媒体にするかは検討中ですけど、小説にしろマンガにしろ脚本は必要ですからね。不慣れなので非常にスローペースですが水面下でシコシコと頑張っております。
小説やマンガは印刷物として残せたらいいけど、他にも動画にする事でナレーションやボイスを入れてもらえば作品として面白くなりそう。小説の動画だとしても挿絵・声・効果音・音楽があれば色々表現しやすそうだ。ただやる事がとても多い作業になると思うので長い目で考えています。多くの方にお披露目するぞ!...というよりは自分の中で完結出来ればいいなって感じで続けています。もちろん形に残せる日が来るのならば拘って形にしたいですけどね。
さて、ここからは楽曲の事と物語の事を少々書いておこうと思います。
あっ!もう報告的なことは終わったので読まなくても大丈夫です!
まず基本情報という事で楽曲に触れてみる。
インマイマインド(in my mind)の意味としては「僕が思うには...」って感じのニュアンスなんですが、作曲当初、すでにカタツムリがテーマと決めていました。気持ちは穏やかなんだけれど目標は高く!...というマインドを歌詞にしたいなーって気持ちで作り始めたのを覚えてますね。
ゆっくり1歩ずつ進んでいくという情景やカタツムリならではの言葉を考えて「つのだせ やりだせ あたまだせ」や「無音の足音」といったワードを歌詞に織り込むのが楽しかった。また、アメリカの大統領だったエイブラハム・リンカーンの名言で「I walk slowly, but I never walk backward.(私の歩みは遅いが、歩んだ道を引き返すことはない)」も、どこかで使いたいと思っていた。歌詞のテーマにピッタリな言葉だったので曲の最後で使わせてもらった。
レシオPの約1年半(2018.09~2020.04)の活動では6曲のイラストを描いて頂きました。更にその中の「インマイマインド」と「マイナスドライバー」に関しては動画の制作もして頂いています。
当時イラストだけを依頼する予定でしたが、すずか爆弾さんが動画制作に興味を持っていた時期だったんですよね。良い機会なので「練習でいいからMVも作ってくださいよ」ってお願いしたのを覚えてます。覚えたての技術を駆使して短い期間で作ってくれた事が嬉かったなぁ。
肝心のイラストですが、実はすずか爆弾さんの描く可愛いキャラクターが僕は大好きで、頭の中の情景にキャラクターを立たせると自然とセリフが浮かんだりストーリーが進展してくれました。ちなみにですがこういう感じで制作しています(今後の制作過程で設定は変わるかも知れないけど)
制作中の第四章キャラ相関図(大きい画像)
こんな感じの設定にしてるよ~的な
...などなど。
- マイナスドライバーの女の子(マイ)とインマイマインドの男の子(デン)は姉弟
- マイナスドライバーの男の子(アントニ)は時計屋の一人息子
- アントニは祖母のベティと二人暮らし
- デンは難病で足が不自由になってしまう
- マッドキャットというプロレスラーが登場する
- アングリーマチンカンというバンドが登場する
元々、小説を書き始める以前に僕が一番欲していたモチベが「作曲するためテーマ」でした。なかなかアイデアが浮かばない期間が長くなると僕はモチベーションが下がってしまう傾向があるんです。でも小説でストーリーを組み立ててる内にバンドやプロレスラーというキャラクターが増え、そして新たにシナリオも生まれてきました。するとプロレスの入場っぽい曲や、小説内で登場するバンドのキラーチューンなど浮かんできたんですね。
別々の楽曲に登場するキャラがどう絡んでいくのか考えるのが楽しくて妄想が止まらなくなり、「このシーンで登場するバンドの曲がこんなんだったら格好良いな」とか考え始めると、今度がギターを持って曲を作り始めちゃうという日常が生まれました。
正直、新しいことを始めるには遅い気もするし完成するのか考えたら不安だけどね。「何かを始めるのに遅いなんてない!」みたいな言葉もよく目にするけど、その感覚も個人的にはちょっと違う気がして...。ただ「何かを作りたい」って衝動だけは大切にしたくて、これを失くしたら生きている事すら辛くなってしまいそうなのだ。だから作るという姿勢だけは崩してはいけない。うん。
あっ、脚本は楽曲ごとに存在するから第〇章とか長いんですけど、一章ごとに物語は完結するようにしているので、小説全体が収拾つかなくなったらサブストーリーだけで一度公開するのが現実的なのかも。そういう点では今回触れた「インマイマインド」はちょうど良かったします。ゲーム収録も良い刺激だったし本当に何が起こるか分からないよね。何事も前向きに頑張ってみようかな。
ゲーム収録の報告だけのつもりがダラダラと長くなってしまった。Phigros公式さんとは実は2019年くらいから話があって、今回Phigrosの6周年に合わせて公開って形を取ってくれました(遅ぇ~とは思ったが笑)
僕は基本的に依頼を受けるのが苦手で、2020年にボカロ活動を休止してからも何度か作曲依頼や謎ゲームへの収録の話がありました。でもなんか無理でほぼ断っちゃいました。レシオPは結構面倒臭がりです。オフボとかも用意しないタイプ。
それを考えるとPhigrosさんとは活動初期にやり取り出来たのが良かったのかも。実際公開された事でアップデート後の数日だけでYouTubeにインマイマインドのプレイ動画がたくさん上がってました。こんなの嬉しいに決まってんじゃんね。
今後ありがたい話を頂けたなら挑戦してもっと頑張ってみようかなって思ってます。「ご依頼」ってなると構えちゃうから「良いお話」を待っています。では笑