こんにちは。レシオPです。
初めてパソコンを使い始めた時は当然シングルモニターで、慣れてきて画像編集や音楽制作をするようになったらデュアルモニターになった。人によっては横型のディスプレイを縦にしてスクロールの手間を省くような使い方もしますよね。そしてまた人によっては2枚から3枚へと画面が増え続けていく。
今回はそんなディスプレイモニターの話っす。
作業環境や人によって個性が出るモニターのレイアウトですが、現在僕の環境ではウルトラワイドモニター1枚で作業をしています。元々はMacBook Proから2枚のディスプレイに出力してデュアルで使ってました(MacBookを開ければ実質3枚ですね)
画面が2つあると便利で、左画面で書き物をしながら右画面のYouTubeを見るみたいな。また、配信をする人ならチャットを確認したりゲーム画面を表示させたりとディスプレイ2枚以上が必須かも知れないですよね。たくさんある分には良いのかもしれない。
でも僕の場合、なるべくデスクはスペースに余裕が欲しいのでとりあえず小さめのサブモニターを探す事にしました。
サブモニターを必要とするシーンは主に音楽制作。特にミキサー画面ですね。各楽器の音量やエフェクトなど調節する部分なんですけど、それを1画面内に表示させておくと編集画面が狭くなってしまう。
そこで登場したのがDAWソフト「Studio One」のメーカー「プレソナス 」ですわ。ここがStudio Oneのミキサー用にワイヤレスでリモートコントロールできるアプリを用意してくれている。これがある事でDAW編集画面の下にミキサー画面を表示させなくていいのだ。
こいつがなかなか優秀でシームレスに操作出来る。これで問題解決じゃん!...って思ってたけど、人間とは愚かです。使い慣れてきた途端に結局画面が狭く感じてしまい操作が面倒になってしまった。もうこれはアプリどうこう以前に愚かな僕の面倒臭がり症候群が問題な気がする。
Studio Oneワイヤレス・リモート・コントロール・アプリ
http://bit.ly/4npp3eJ
少し月日が経ち、職場で活用していたマルチタッチディスプレイの存在と自分の環境が結びつく。だがマルチタッチディスプレイはMACに対応していない物が多かったので改めて探してみることにした。そこで辿り着いたのがDELLのP2424HT。商品名だと「Dell Pro 24 PlusタッチUSB-Cハブ モニター」だ。
約24インチで横54cm×縦32cm...サイズは許容範囲内。10点同時のマルチタッチ操作が可能で、何よりもメーカーが正式にMAC対応を謳っている。2023年発売とやや時間が経っているけど自分が求めるスペックをほぼ満たしているディスプレイだった。
現在使用しているウルトラワイドモニターとこのタッチディスプレイは縦に並べる形になるんだが、やや水平に寝かせて使いたいと思っていた。すると更に僕の希望を満たしてくれる仕様となっていたのだ。
うそ!? なにそれ...ヨガみたい!!(知らんけど)
スタンドの上の方が出っ張ってて不安だったが、ウルトラワイドモニターはモニターアームで浮いている状態なので下に入り込んじゃえば問題ないと判断。様々な条件は満たしているのでお前に決めた!!!
YouTubeで外国の方がプラグインを触ってる動画があったので置いておく。
使い方やサイズ感など想定していたので思った通りでしたが、やはりデスク上の圧迫感が否めなくて既にデスクを買い替えたい衝動に駆られています。でもある程度使ってみないと分からない事も多いのでデスクの買い替えはまた今度だな...。
何気にディスプレイを縦に並べるレイアウトは初めてだったんですけど音楽制作はこれが一番ラクですね。どうしてもディスプレイ2枚が縦並びって見た目的に抵抗があったんですよ。でもウルトラワイドモニターとやや小さめのサブモニターを寝かせる事で許せるバランスになった気がします。
使用感としてはまずまずな感じなんですが、いざフェーダーを調節しようとするとトラックボールを触ってしまう自分がいます。タッチディスプレイ慣れねぇ。あと、寝かせて使ってるので照明の反射が少し気になるし、画面の上の方が暗く映ってしまうんですよね。仕方ないんだけど気になるな。
まあ、ほぼ毎日使う環境なので数ヶ月もすれば気持ちの変化もあるでしょう。たぶんデスクサイズに不満を抱きそうだなぁ。物もごちゃついて来たのでのんびりデスク探しでもしたいと思います。
今回はこんな感じで。
ちなみにですが、僕の記事を参考に同じことをした場合、設定で躓かないようにメモを残しておきます。「MAC環境のStudio Oneで使うDELL P2424HT(ディスプレイ)のタッチ入力設定メモ」です。
まずP2424HTをMACに接続してもモニターディスプレイとして映るだけです。マルチタッチ機能を使えるようにするためメーカーサイトから専用ドライバをダウンロードします。
DELL P2424HT ドライバ
Mac OS向けDell P2424HTマルチタッチ用UPDDドライバ
インストール後にMACのシステム設定から拡張機能の読み込み許可などチェックする必要があります。これは使用するMACのOSによっても変わるので注意が必要かも。僕の環境ではmacOS 15.3.1でちゃんと動いてます。
なぜか辿り着いたマニュアル(?)が英語のサイトだったのですが割と詳しく書いてあるので置いておきます。
ドライバのインストールをした時、MACのシステム設定でちゃんと拡張機能の許可をしたのにタッチ入力が使えませんでした。ムムムっとなりましたがドライバを上書きインストールしてMACを再起動したら動きました。ホッとした。
ここまで来るとP2424HTに映るものは大体指で動かせるようになってます。タブレット感覚ですね。ですが、肝心のStudio Oneだけが一切認識していないという罠みたいな事態になったのだ。
おいおいウソだろ?お前を使うために買ったんだぞ!!!
...と半泣きで嗚咽しながらオシッコが漏れそうになりましたが、
Studio Oneの左上メニューから「環境設定」>「一般」>「タッチ入力」>「UDPポートのTUIOマルチタップデバイスを有効化」に忘れずチェックを入れましょう!ここがオンになっていないとStudio Oneだけが認識されません。めちゃ大事!これはマニュアルにも書いてあるようですが最初からオンにしといて欲しい...めっちゃ探したわ。
Studio One マニュアル
Studio One Pro Web Manual
そんなわけで、上記のように色々やると無事にタッチ入力が認識されました。ミッションクリアです!
ネット上でもなかなか細かく書いてあるサイトがなかったりするので、万が一情報を探してここに辿り着いてしまったら無事に動作する事を祈ります。ではでは。